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茨城の被災状況。

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昨日は伽羅(きゃら)の3歳の誕生日に、『なう』やピグ部屋の『手紙』でどっちゃりの温かいメッセージをありがとうございます!
伽羅は幸せなチワギャルです。
また、『なう』には震災支援に関する有意義な情報をコメントしてくださる方々もおられて、毎回感謝しております
手描きふうクローバー


漫画家の犬たち-茶壺と伽羅

さて、昨日のブログでは月曜日に銀行に突っ走ってなどと言っておりましたが、本日は祝日でしたよ・・。
(※気づいた時点で、すぐに訂正の追記を入れさせていただきました。)

ですので、連休明けの義援金振込にそなえ茨城県庁に直接茨城に使っていただける義援金の振込先を確認したところ、やはりこの災害時なので職員さんも出勤なさっていて丁寧に教えてくださいました。

そうすると、なんとちょうど22日(火)から専用口座を開設する予定だとおっしゃるじゃないですか!
茨城の公式ホームページ で振込先の確認が取れましたら、また改めてお伝えしますね。


なぜ振込先を確認したかというと、たとえば日本赤十字社のように各地に支部がありますが、寄付されたお金はまとめられて被災地に振り分けられるので直接その地域では使われない事もあります。
ですから、その地域で使われる専用口座を確認しておいた方がよいですよ。
なお、茨城県で被災した地域は多いのですが、市によっては専用の口座を開設しておりません。
それで今回ワタシは、代表して県の専用口座に振り込むことにしましたが、茨城専用の義援金口座を開設して義援金を募っている信頼おける法人団体もありますので。




漫画家の犬たち-見守る犬たち

ところで、なぜワタシが茨城の被災状況に注目したかというと、『ドキばぐ』読者のみなさまにはおなじみのファミ通担当 小澤くんのご両親が茨城県でも被害の大きかった那珂市におすまいなのです。


みなさんに、関東でも茨城は被害が大きいのですと訴えましたが、その時はワタシも東京よりかは茨城は被害が大きいだろうなぐらいの認識しかありませんでした。
しかし小澤くんから、茨城の被災状況とご両親の避難生活をお聞きしたら、こりゃ予想以上にとんでもないことになっているぞ!と気づいて、ブログを通じて茨城の被災状況を教えていただけないかと地元の方、および茨城出身のみなさんに情報を募ったというしだいです。


小澤くんは『茨城の人たちは妙に粘り強くて、自分たちは大丈夫だから東北の人たちを助けてあげてみたいなモードなんだよね。』と言ってました。
また、ワタシのワン友にも被害の大きかった茨城北部のご出身の方がいらっしゃるのですが、やはり茨城におられるご両親は『東北の人たちに比べたら大丈夫!』と心配をかけまいとなさっているようです。


このような茨城の方たちの高潔なお気持ちと、茨城の被災状況があまり報道されていないという事で、ワタシを含め多くの方が茨城の被災状況への認識が甘くその結果支援が遅れ、茨城を関東の陸の孤島状態にさせてしまったと思います。
申し訳ありませんでした。




漫画家の犬たち-フクと蛍

今回3月11日に起こった地震では、茨城県は震度6強を観測した地域も多くあります。


ただ、茨城の被災状況はテレビに放映されることが極めて少なく、そのために茨城が被災地である認識が薄くなっております。
これは、茨城には地元テレビ局がない事が要因にもなっています。
茨城県の北部と南部では被害状況がことなるものの、報道がないために県内の人達でさえ状況を把握するのが難しくなっているそうです。

家屋の被害も多数あり、県庁の発表では避難所には地震当初8万人近くの方が避難され、19日の時点では福島からの方も含め5千人近くの方が避難しておられました。
電気は回復してきたところが多いものの、断水はいまだ続いている地域もあります。

そしてやはり、食品やいろいろな生活用品の不足、特にガソリンの不足は深刻な問題のようです。

茨城県は福島の隣りで海に面しており、特に福島県と隣接している茨城県北部の方からは津波の被害も多く寄せられています。
家や車が水没してしまし、着の身着のままで避難してこられた方も大勢います。
もちろんその中には、お年寄りや赤ちゃん病気治療中の方など、体力的に不安を抱えてらっしゃる方々も含まれている事を忘れないでください。


昨日の記事でもご紹介しましたが、茨城のボランティア活動をしている学生さんたちが立ち上げたサイトがあります。⇒
あしたの学校

コチラでは、茨城の被害状況を写真でも見ることができますし、支援物資で必要とされている物も書いてあるので、よろしかったら目を通されてみてくださいね。
何よりも、現地でがんばっている人たちの姿を知ることができますので。




漫画家の犬たち-菜の花

『お問い合わせ』やピグの『手紙』に茨城県の方、茨城に御身内がいらっしゃる方達からたくさんの繊細情報が寄せられました。
不安なお気持ちの中、丁寧に状況をご説明してくださり、感謝という言葉では足りないありがたさを感じました。

その中で、震災から1週間を北茨城市の薬局に勤務されていた方からのメールをご紹介させていただきます。



『はじめまして。
震災から1週間を北茨城市の薬局勤務していた中で、感じた事・現状をお伝えします。

北茨城市立病院の周辺、特に海岸沿いは津波の被害もあり、生活がままらない状況の方が多い状態です。
津波で薬を流されてしまったという方、原発の影響でいわき市(福島県)の病院・薬局の閉鎖が相次ぎ『一番近いのが北茨城市』という方など、数多くの患者さんがいらっしゃいました。
そういった状況で、お薬を必要とする患者さんが薬局に集中する1週間でした。

処方されたお薬全てをお渡しできれば良いのですが、ガソリン不足による物流停滞・近隣病院薬局の閉鎖により、薬局の在庫も尽きかけ、必要な薬全てをお渡しできないのが現状です。
後日ようやく薬が揃ったとしても、ガソリン不足の為、再度来局できない・こちらからもお届けに向かえない、といった状況で、薬を全てお渡しする事が困難なのです。
昨日には、北茨城市内の一部で水道が復旧しましたが、まだまだ衛生状態が悪く、体調を崩される方も多い。当然、心臓疾患・脳血管障害・糖尿病などの方は、続けて薬を服用しなければならないのですが、そういった方達にすら、全てのお薬をお渡しする事がままならない状態です。
受診する事すらできず、治療を諦めてしまっている方も多いのではないのでしょうか。

薬局で薬をお渡しするのに2時間、3時間かかってしまう事も多いのですが、『時間はかかっても大丈夫。お薬をもらえて良かった。ありがとう』と仰って下さる方が大半です。
そういった言葉を聞くと、逆になんだか申し訳ない気持ちになってしまいます・・・

当然、北茨城市は南相馬・三陸地方と比べると、まだまだ楽な状態なのかもしれません。
ただ、ガソリンさえあれば、治療が維持できる地域なのです。
常々、新聞・TVで報道されていますが、安全圏の方のガソリン買い溜めは本当に避けて下さい!
助かる命が喪われてしまう可能性があるのです!!!
計画停電などで節電の意識を持つ方は増えたと思いますが、『被災地のガソリン確保を意識して欲しい!』と感じる1週間でした。』



関東だけど、茨城も被災地なのです。
そして、茨城のように報道がされてなくてまだ復旧に困っている地域もあります。
その事もしっかり心に留めておいて、何をすべきかを考えていきます。



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今回の写真は、2月末に蛍が前庭疾患をわずらう直前のお散歩のものを使わせていただきました。
3月に入って、蛍の闘病のあとにすぐ今回の地震が起こりました。
蛍の体調もすっかりよくなったので、この頃のようにまたみんなでこの公園にお散歩に行きます。

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