昨日はお昼にNHKで【むっちゃんの幸せ】という特番が放映されて、広島土砂災害の時にこのブログでも御紹介させていただいた、【犬猫みなしご救援隊】の中谷さんが出ておられました。
相変わらずパワフリャーな中谷さん。
画面から、ドデカい元気玉いただきましたよ

昨夜も11時半頃から夜泣きを始めましたので、ある方法を試してみました。
テレビを観せて、部屋の電気を付けたまま寝せるという、単純な方法なのですが、これがかなり効いてその後は夜泣きすることなく朝までグッスリ寝てくれましたよ。
落ち着いたところで、床に下ろしてあげて、テレビを付けます

そうすると、はなちゃんがジッと声がするテレビの画面を見つめたので、『あ、これはいけそうだな!』と思って、しばらくテレビを付けたまま、はなちゃんを部屋の中で自由に歩かせます。
けっこう歩き回って気が済んだところで、また抱っこしてお膝に乗せたまま、いろんなことを話かけます。
だいぶ落ち着いたところで、お気に入りのフコフコブランケットの上へ。
テレビは消して、電気は付けたままで寝かせてみたら、その後は夜泣きせずにグッスリと寝てくれました


夕方、たくさんお散歩させたのも、よかったと思います。
しかし、痴呆のために昼夜が逆転してしまった犬は、暗闇が不安で鳴き声をあげてしまうことが多いです。
実際に痴呆症状の老犬を介護なさった方々の体験談でも、電気を付けたまま寝せたり、テレビの音を聞かせるのが効果的だったという話がたくさんあります。
また、札幌の湯山動物園の獣医さんのHPにも、同様のケアが書かれています↓


ALMA代表のお話ですと、はなちゃんはティアハイム滞在中も、ゲージの中で夜泣きを続けていたそうです。
蛍も痴呆が進んでいた頃、夜サークルに入れて寝せると閉じ込められている不安感からか、サークル内を歩き回り寝ようとしなかったので、リビングでフリーに寝せることにしました。
みなさんも御存知のよう、ばばしゃまはふこふこクッションに登頂しては、気持ちよさそうに寝てましたよ


だから、はなちゃんもフリーで寝せて、しばらく様子を見ようと思います。
でもはなちゃんは、頭が傾いても下がってもおらず、まだ足腰も丈夫ですし、歯もきれいに残っています。
カリカリのドッグフードを、かわいらしい音を立てて食べてるんですよ。
体力があるうちに、なんとかしたいです。
ゴミ溜のようなゲージに閉じ込められ続けていた頃に、はなちゃんの痴呆は始まっていました。
そんな境遇ならば、頭の中を閉ざしてしまった方が、心を守ることになったでしょう。
でも、そこから抜け出したんです。
フカフカなベッドに寝れて、美味しいゴハンを食べている喜びを、おもいっきり感じてほしいです。
みんなから愛されていることを、たくさん感じてほしいです。
まだまだ試行錯誤ですが、はなちゃんの頭の中の霧が少しでも晴れるよう、やれるだけのことをやります。


台風が近づいているようですね

進路にあたっている地域のみなさん、お気をつけて。
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