

おとといの火曜日に【ドキばぐ】の原稿を出して、昨日はプヒ~といい塩梅に気絶しておった飼い主。
しかし、夜更けに突然ファミ通担当池田くんから、『先生・・、状況的にヤバい台詞が3カ所あったんで、書き直してください・・・

【ドキばぐ】の台詞は手書きなので、本人が書き直すしかないのである。
とゆーか、飼い主がヤバい台詞を使ってしまうのはままあることで、そういう事態を避けるために前もってネームを提出しているのに、なぜ原稿が完成してしかも丸1日たってからそういうことになるッ。
ネームは先週金曜日にすでに提出していたじゃないか、ヤバい台詞があるならそこで注意せい

来週発売号の原稿なので、製版の時間的にかなりギリギリ。
よって池田くんに状況説明を聞く暇もなく、ソッコー台詞の書き直しに入る飼い主。
原稿に向かう顔が、ベースをぶっ壊す時のシド・ヴィシャスにそっくりだワン。
落ち着くだワン、飼い主。
来週池田くんに会った時、10メートル手前からダッシュしてツッコミ入れていいから、とにかく落ち着け、落けつけ、ウケらもげ。』

大丈夫でち、飼い主は丸二日間徹夜して提出した原稿を、『あ、ここのキャラの表情よくないから描き直してください。』と、その場で月刊ジャンプの担当さんに言われて失神しかかったことがあるので、台詞の書き直しぐらいはオナラでもないでち。
ただ今回は、ネームチェックをいい加減にやられたので、シド・ヴィシャス並の怒髪天をついたでち


少年誌で描いていると、いろんな制限はある。
制限があるのは、どんな仕事でも同じ。
必要と思われる制限には応じなければいけない。
【カミヨミ】は猟奇的殺人事件を題材にしていたので、絵の部分でよく規制がかかって、雑誌掲載時はぼかされたり塗り潰されたりしていた。(単行本では、元のままで掲載しています。)
それは致し方ないと、こちらも納得の上である。
徹夜続きで原稿が上がっても、すぐに寝ないでしばらくゴロゴロ起きているのも、こういった訂正の連絡がいつ何時はいるかわからないからである。
やーでも、作家さんによりますがワタシの場合は、絵の直しよりも台詞の直しの方がこたえますわ。
特にギャグ漫画の場合、テンポが変わるから。
『神経質なんだよ!そのぐらい、いいじゃねーか!!』という担当を呪う気持ちもあれば、『プロなんだから、もっと配慮すべきだったか。』と自分自身を責める気持ちもあります。
今回の【ドキばぐ】の直しは、ワタシの担当を15年ぐらいやっている小澤くんからの指示でもあるので、うまくテンポは変えずに直せましたが。
台詞直しというのは、意思を通せぬ悔しさ、自分の未熟さに対する恥ずかしさ、いろんな気持ちがグルングルンと創作の洗濯機の中で渦巻きますが、この気持ちを引きずらずに【ドキばぐ】後編ネームも、いきおい殺さずはじけて書かにゃ

坂上忍さんの【マザーフッカー】をもう1度観て、気分をスカッとさせたいわ。


明日は、吉田メタルさんの【ニンジャマンジャパン】のライブで、気持ちをスカッとさせます

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