
ご覧のとおり、ヒョロンとした可愛いネズミのしっぽさん。
伽羅(きゃら)に馬乗りしようだなんて、ババじゃま立派なチワ烈女でしたのね


ちなみに、このブログのタイトル画のババしゃまは、まだネズミしっぽの頃に描いたものですよ。

フッサフサの立派な尻尾になりましたよ


蛍は15歳でブリーダー崩壊現場からレスキューされた子なのですが、その御歳にしてちゃんと立派な毛が生えてくるのですから、犬たちは人間の愛情にちゃんと応えてくれるのです。
どんなに劣悪な環境にいた保護犬も、本当の家族にめぐり逢って温かな場所で暮らしていくうちに、どの子も愛くるしく活き活きとした表情に変わっていきます


ポムくんは、保健所から引き出された時に、お腹にとても大きな腫瘍を持っていて、皮膚もかさぶただらけで、シャンプーしたら毛がゴッソリと抜け落ちました。
上の写真は、我が家にやってきたばかりの頃のものですが、この時はすでにボランティアの方が綺麗にシャンプーカットしてくださり、お腹の腫瘍も動物病院で切除した後です。
抜け落ちてスカスカになった体毛の隙間から、皮膚が見えている状態でした。
でも、そんな酷い状態で捨てられたにもかかわらず、とても元気で明るいポメ男児でしたよ。


ワタシのブログでは、いつもサマーカットのまん丸タコ焼き頭くんで載っているので、モッサリとしたポムくんをみなさんにお見せするのは初めてかな?
ポムくん、モッサリになったらサマーカットされますからね


ナイスなタコ焼きボーイですな

あんなに皮膚の状態も毛質もボロボロだったポムくん。
幸いに大きな腫瘍も悪性ではなかったので、今では元気いっぱいやんちゃなモフモフさんになっています。
たくさんのあったかな手に包まれて、ヒマワリのように明るい笑顔の男犬になりましたよ



一緒の時間を過ごすにつれ、いろんな表情を見せてくれるでしょう。
そしていずれは、今までの子たちがそうであったように、本当のご家族のもとで とても素敵なポメスマイルの愛くるしい子になるでしょう

保護犬のボランティアをやり始めてから、やる前には知ることがなかった想像を絶するような、まさに生き地獄とはこの事だなと思える劣悪環境の多頭飼育崩壊現場。
普通に動物を飼っている者には理解出来ない理由で、ゴミのように捨てられるペットたち、虐待を受けてボロボロなんてものじゃない、よく生きていてくれたと思う状態で収容された子たち。
そんな状況にぶち当たっては、元凶となった人間に対し怒りを吐き出したいけれども、それよりも優先させなきゃいけない保護した子たちの心と体のケアに、気持ちを集中させます。
ボランティアを続けていくほど、悲惨な状況にも慣れてきて、どこかで感情を無くすようにつとめてるんじゃないかとも思います。
だけど、保護犬や保護猫たちに赤い糸がつながって、本当の家族のもとで最高に幸せな笑顔で暮らしている様子をみて、そこで初めて『本当によかった!幸せになってくれてありがとう!!』と、感情を思いっきり解放させることができます。
正式譲渡の申し込みを受けた日は、心底ホッとして、その日はPCの前に座ってその子と過ごした日々の写真画像を見続けます。
ゆっくりといろんな事を想い出し、たくさんの気持ちが溢れてきます。
この日だけは、遠慮なく自分の心を解放させます。
そしてまた、『よし続けていこう。』と思う、そんな事の繰り返しです。


セイちゃん、『ニャルルルル~


最初はやっぱり、感情を抑えてたんだね。

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